[プロジェクト実習III受講生向け情報]
ここではIntel Quartus Prime Lite Edition 20.1.1 (Windows)のインストール手順を説明します。 プロジェクト実習IIIの受講にあたってはバージョン20.1.1を推奨します。
Linux版のインストール手順についてはこちら。
以下のURLからダウンロードしてください(2024年7月現在)。
Multiple Downloadだと不要なファイルも含んだ6GBほどのファイルをダウンロードすることになるので、 Individual FilesとAdditional Softwareから必要なファイルだけをダウンロードすることをおすすめします。
インストールを始める前に、ダウンロードしたファイルが正しいか確認します。 以下の4つのファイルすべてが必要です。
Quartus Prime Lite本体 | QuartusLiteSetup-20.1.1.720-windows.exe | 1.6GB |
ModelSim本体 | ModelSimSetup-20.1.1.720-windows.exe | 1.2GB |
ヘルプファイル | QuartusHelpSetup-20.1.1.720-windows.exe | 276MB |
FPGAデバイスファイル | cyclonev-20.1.1.720.qdz | 1.4GB |
特に太字部分をチェックしてください。 ファイル名にLiteが含まれていないものは有償版なので、 Lite Edition(無償版)をダウンロードし直してください。
上記4つのファイルを同じディレクトリに置き、 Quartus Prime Lite本体のインストーラ (QuartusLiteSetup-20.1.1.720-windows.exe) を実行します。 次のダイアログが表示されます。
ダイアログボックス上部にLite Edition (Free)の文字があることを確認します。 確認できたら[Next>]ボタンを押して次に進みます。 もしLite Editionと書いてなかったり、 異なるEdition名の場合は実行したファイルが間違っています。 [Cancel]を押して終了しましょう。
License条件に同意し、[I accept the agreement]を選択。 [Next>]を押して次に進みます。
インストール先を選択します。 必要があれば変更し、[Next>]を押して次に進みます。
インストールするコンポーネントを選択します。 ModelSim - Intel FPGA Starter Edition (Free) にチェックが入っていることを確認します。 その下の ModelSim - Intel FPGA Edition は有償ライセンスが必要なので、 チェックを外しておきます。 [Next>]を押して次に進みます。
インストールする準備ができました。 ディスクの空き容量(Available disk space)が必要量 (Required disk space)よりも多く残っていることを 確認します。 Required disk space の数値はインストールするパッケージによって異なり、 おそらくこの図の数値よりも大きい値が表示されているはずです。 空き容量に問題が無ければ、[Next>]を押してファイルのインストールを開始します。
ひたすら待ちます。結構かかります。 環境にもよりますが15分程度はかかります。
インストール完了です。 [Provide your feedback]はチェックを外しても良いでしょう。 [Finish]を押してダイアログを閉じます。
"Launch USB Blaster II driver installation"にチェックを入れていた場合、 USB Blaster IIドライバのインストールが始まります。 一部の環境でドライバのインストールが失敗するようで、 エラーメッセージが表示された場合はよくある質問(FAQ)を参照してください。
Quartus Primeが初めて起動すると、ライセンスについて聞かれます。 2番目の「Run the Quartus Prime software」を選択し、[OK]を押します。 回答後に一旦Quartusは終了します。 次回以降は聞かれません。 これでインストールは完了です。
Quartus Prime Lite Edition (Windows)のよくある質問(FAQ)はこちらのページにまとめています。
布目 淳@京都工芸繊維大学コンピュータシステム研究室 (nunomekit.ac.jp)